脳内水腫
Hydrocephalus


 胎生期に脳室内に水腫液がたまったもので、 牛馬に多い。 脳室が次第に拡張して脳実質は段々うすくなり、 頭蓋各縫合も多くは離開するための頭部は顔面に較べて著しく大となり頭蓋は円形を呈する。 これがため出産の障害を来たし産道内で脳室の形成不全に続発するといわれ、 あるいは胎生早期の脈絡叢炎のため脳脊髄液の排泄が障害されるからであると考えられている。 (台帳番号0607)


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御領 政信(Masanobu Goryo)
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